日本で恥をかかないためにこれをマスターしよう!―中国メディア

Record China    2017年1月15日(日) 13時10分

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10日、中国の日本旅行情報を扱うサイトに、「日本人のいくつかの生活習慣をマスターすれば恥をかくことはない」と題する記事が掲載された。写真はエスカレーター。

2017年1月10日、中国の日本旅行情報を扱うサイトに、「日本人のいくつかの生活習慣をマスターすれば恥をかくことはない」と題する記事が掲載された。

石井啓一国土交通相は10日、2016年の訪日外国人観光客が2403万9000人(前年比22%増)となり、過去最多だったことを明らかにした。このうち、中国人はおよそ25%にあたる600万人に上るとみられる。また、日本に留学する外国人もここ数年増加しており、2015年度の調査では、中国人は全体に占める割合こそ減少したものの、依然最多となっている。

日本を訪れたり、日本で生活したりする中国人が増えることで両国民の接点も増えているが、一方で生活習慣の違いによるトラブルやマナー問題もたびたび物議を醸している。記事では、日本で過ごす際に守るべき注意点を挙げている。

まずは、言葉の習慣について。ここで紹介されているのは「相づち」と「表現方法」だ。日本人は相手の話を聞く際に、繰り返し相づちを打ち、相手の話を聞いていることを示す。中国人にはあまりない習慣からか、記事では「何の反応もしないと、彼ら(日本人)は話を聞いているのかどうなのか疑問を抱くだろう」としている。また、比較的ストレートに自己主張する中国人に比べ、日本人は遠回しな表現をするとし、「おそらく」「〜だと思う」「いかがでしょう?」といった言葉を多用することで、自分の意図を伝えながら相手に検討や判断の余地を残す、としている。

生活面では、「よく手を洗い、握手は控えめに」ということ。日本では子どもの頃から食事の前や帰宅時に手を洗う習慣がついているとし、公衆トイレなどでも必ずハンドソープが備え付けられていることを紹介。「よく握手をする中国人とは異なり、日本人はお辞儀であいさつをすることが多い」ことも指摘している。さらに、「日本人は口腔の健康にとても気を使う」とし、昼食後に歯を磨くためにかばんに歯ブラシセットを入れている人が多いとも解説した。

また、エスカレーターでの注意点も。日本人はエスカレーターに乗る際、前の人との間隔を1つ空けて立つことが多いが、中国人は見知らぬ人同士でも、前の人が立った次のステップにピッタリくっついて立つことがよくある。記事はこれについて、「特に前方が女性の場合は、不必要な誤解を避けるため一定の距離を空けた方がいい」とアドバイスしている。

そのほか、「公共の場所では声を小さく」「路上に痰を吐かない」「ごみは分別して捨てる」「電車に乗る時は列に並び、人が降りてから乗る」「列に割り込まない」といった、観光客のマナーの問題としてよく取り上げられる内容についても触れている。「郷に入っては郷に従え」は中国でもよく言われる言葉だが、現地の生活習慣を守っていただき、お互いに気持ちよく過ごしたいものだ。(翻訳・編集/北田

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