中国新聞社の報道によると、2008年2月24日、浙江省杭州市の蕭山国際空港で、乗客がジョークのつもりで同じ旅行グループのメンバーを「テロリスト」呼ばわりしたところ、警察が出動する大騒ぎになった。

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この騒動は、ある乗客の、ほんの遊び心から始まった。搭乗手続き中のスタッフに近づき、少し離れたところにいる三人組を指さして、「あいつらはテロリストなんだ。注意してよ。絶対飛行機に乗せちゃだめだからね」と話し掛けた。本当なのか冗談なのか判断がつかない口調に、スタッフは「本当ですか？」と何度も聞き返したが、その乗客は「ウソじゃないよ」と答えるばかりだった。

実は、その乗客と「テロリスト」と名指しされた三人組は同じ旅行グループのメンバー。ところが真に受けたスタッフが当局に通報し、「これは緊急事態」とすぐに警察が出動した。調べの結果、ただのジョークだとわかった警官らは怒り心頭。発端となった乗客らを拘束し、厳しく叱責した上、搭乗も取り消した。さらに罰金も課せられることになりそうだという。（翻訳・編集/KT）