2008年2月25日、23日付香港明報によると、国家発展・改革委員会（発改委）の物価政策の担当官はこのほど、08年のインフレ目標を4．8％に設定したと発表した。4．8％は07年のインフレ率と同レベルで、07年目標の3％を上回る。

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中国の08年1月のCPI（消費者物価指数）上昇率は7．1％の高水準。当局は、大雪の影響による食品供給の遅れが要因と分析している。

担当官によると、大雪による食肉価格への影響は7、8月まで、果物はさらに2、3年続くとみられ、08年第1四半期（1-3月）も物価高が続く見通しだ。

一方、ゴールドマン・サックスは22日、中国の08年のインフレ率を6．8％と予想するリポートを発表。インフレ抑制は、当局の金融引き締めと人民元の対米ドル相場の上昇だけが効果的な手段で、価格統制による効果は見込めないと指摘した。（翻訳・編集/KS）