Record China 2017年1月9日(月) 0時30分
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6日、北京を中心とする中国華北地方がこの15年間に何度もスモッグに「埋没」してきたことが、地表観測に用いられるアメリカ航空宇宙局(NASA)の中分解能撮像分光放射計(MODIS)から明らかになった。写真は北京の大気汚染。
2017年1月6日、参考消息網は、北京を中心とする中国華北地方がこの15年間に何度もスモッグに「埋没」してきたことが、地表観測に用いられるアメリカ航空宇宙局(NASA)の中分解能撮像分光放射計(MODIS)から明らかになったと伝えた。
2001年の中国東部はエアロゾル汚染が観測されているが、地表の様子を見ることはできる。だが2002年には、東部の大半の地域がスモッグに覆われ、不透明の灰色に変わった。2007年にはスモッグと雲が重なり、色がより濃くなり、北京を覆い隠せるほどの厚さとなっている。北京は2008年8月8〜24日の北京五輪、9月6〜17日の北京パラリンピックを控え、新たな大気汚染防止措置を講じ、一定の効果が見られた。だがその後は再び悪化する様子が観測されている。
英BBCによると、北京市は大気汚染が4段階のうち2番目に深刻な「オレンジ」警報を、先月同30日午前0時から今月1日午後12時までを期間として発令した。だが同警報はその後2度にわたって延長された。警報の継続時間は200時間を超え過去最長となる。(翻訳・編集/柳川)
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