Record China 2017年1月11日(水) 7時40分
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10日、韓国メディアによると、ソウルのそうそく集会で焼身自殺した韓国人僧侶が、韓国の次期大統領候補の1人とされる野党「共に民主党」の李在明城南市長に遺書を残していたことが分かった。写真はソウルのろうそく集会。
2017年1月10日、韓国・ハンギョレ新聞によると、旅客船セウォル号惨事から1000日を迎えたことを受け開催されたソウル・光化門のそうそく集会で焼身自殺した韓国人僧侶が、韓国の次期大統領候補の1人とされる野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)城南市長に、「大統領になって売国奴と積弊を清算してほしい」という内容の遺書を残していたことが分かった。
李市長は9日夜、自身のフェイスブックでチョンウォン僧侶の遺書を公開し、「不正選挙の究明、朴槿恵(パク・クネ)処罰を叫んで焼身自殺を図った僧侶のお見舞いに行く途中に、死去のニュースを聞いた」と明らかにした。李市長は「チョンウォン僧侶は私にも遺言を残してくれた」とし、「政治家としてすべきことをできなかった私のせいで起きた事件のような気がして、ただただ申し訳ない。許しを請い、遺志を尊重するために最善を尽くす」と述べた。
チョンウォン僧侶は7日午後10時30分ごろ、光化門のそうそく集会で「朴槿恵は内乱事犯。警察は朴槿恵を逮捕せよ。警察の公権力も国民から生じている」などと書かれた遺書を残して焼身自殺した。
この報道に、韓国のネットユーザーは「次の大統領は彼で決まり」「僧侶は李市長なら崩壊しつつある韓国を立て直せると判断したのだろう。李市長のように行動力のある政治家は韓国に数人しかいない」「苦しむべき人は他にいるのに…」「僧侶の死を無駄にしてはいけない。必ず大統領になって、公正で常識的な社会を作ってほしい」「朴大統領1人のせいで多くの人が犠牲になった」「李市長の支持率が急上昇する音が聞こえる。僧侶の遺志を尊重し、この国を変えてほしい」などのコメントを寄せた。(翻訳・編集/堂本)
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2017/1/10
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