<鳥インフル>H5N1型高病原性ウィルスで新たに感染死亡例―広西チワン族自治区

Record China    2008年2月22日(金) 16時15分

拡大

21日、中国衛生部の発表によると、広西チワン族自治区で高病原性鳥インフルエンザの感染例が新たに1例、見つかった。現在のところ、新たな患者および異常は報告されていない。写真は07年、江蘇省連雲港市で行われた同ウィルスの感染防止活動。

(1 / 4 枚)

2008年2月21日、衛生部の発表によると、広西チワン族自治区で高病原性鳥インフルエンザの感染例が新たに1例、見つかった。18日に湖南省で同類ウィルスの感染例が発見されて以来、2件目の死亡例となる。中国新聞社の報道。

その他の写真

死亡患者は同自治区南寧市在住41歳の男性で、12日に発症、14日に入院したが病状が悪化し、20日に死亡した。同日、自治区疾病予防制御センターが患者から採取したサンプルを検査したところ、H5N1型高病原性鳥インフルエンザウィルスが検出され、続く中国疾病予防制御センターによる検査でも同様の結果が出た。現地の衛生部門によると、この男性は感染前に死亡した家畜と接触していることが明らかになっている。

自治区政府は拡散予防に全力を挙げている。感染前後にこの男性に接触した人物すべてを特定し、徹底的な臨床検査を行っているが、現在のところ、新たな患者および異常は報告されていない。

今回の感染について、中国政府はすでに世界保健機関(WHO)および香港・マカオ地区をはじめとした周辺国家へ正式な報告を行っている。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携