愛ちゃんが南京大虐殺の国家追悼日にツイートした言葉、中国で話題に

Record China    2016年12月15日(木) 12時30分

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14日、中国のネットメディアは、卓球の福原愛の中国版ツイッターでの何気ないつぶやきが、中国人の心を温めていると伝えている。

2016年12月14日、中国のネットメディアは、卓球福原愛の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)での何気ないつぶやきが、中国人の心を温めていると伝えている。

13日は中国で南京大虐殺の犠牲者を悼む国家追悼日で、中国のメディアやネット上には関連の情報が多数掲載された。記事は、「この日に最も敏感なのは日本で、多くの日本の公人は中国のSNSで安易にツイートしようとしなかった」と指摘。そうした中、福原はこの日に滞在しているドイツの夜景の写真とともに「今日はわりと暖かい」とツイートした。記事は、この一見すると単なる天気に関するつぶやきに思える言葉を、「深い部分で日本と中国の感情という意味合いが含まれているようだ」と読み解き、これが多くの中国のネットユーザーの心を温めたと伝えている。

実際、福原のツイートに対してはネットユーザーから「われわれは歴史を忘れることはできない。愛ちゃんには日中友好の使者になって、新しい未来を切り開いてもらいたい」「実は、愛ちゃんにはこの日を避けてほしかった。愛ちゃんはさすがに善良だな」「今日は黙っていた方がいい。誤解を招いたら大変だよ」「日本政府が認めないのは政府の過ち。庶民に罪はないよ」「今日の日本は当時の日本じゃないし、今日の中国も当時の中国じゃない。記憶すべきは歴史であって恨みじゃない。誰がなんと言おうと、私たちは愛ちゃんが好き」など、ほかで見られるよりもかなり“軟化”したコメントが多く寄せられている。

福原に記事が指摘するような思いがあったかどうかは定かではないが、中国語が堪能で中国人と多く接してきた福原だけに、発言に配慮しなければならない日があるということは十分に意識しているだろう。あるネットユーザーは、「この言葉は日中関係が回復することへの自信と期待が隠れている。日本人にとって、この気持ちを持つことは簡単ではなく、無数の中国人の心を感動させ、温かくしてくれた!彼女が中国でますます発展することを祈っている」とたたえている。(翻訳・編集/北田

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