Record China 2016年12月11日(日) 11時40分
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2日、韓国・YTNによると、社会的に厳しい雰囲気にある昨今、道でなくした大金をめぐる「寄付リレー」が周りの人々を温かくしている。資料写真。
2016年12月2日、韓国・YTNによると、社会的に厳しい雰囲気にある昨今、道でなくした大金をめぐる「寄付リレー」が人々を温かくしている。
事業家のイ・サンドンさんは先月末、月末の決済のために銀行から引き出した1300万ウォン(約130万円)を路上で紛失。1時間ほど探すも見つからず、警察に通報した。警察による周辺の防犯カメラの映像解析でも見つからず、イさんもあきらめていたところ、翌朝になって無事警察署に届けられた。お金を拾ったのは30代のパク・チョンイルさんで、夜遅くにごみだと思って拾ったものがお金であったため、持ち主のことを考えて翌朝すぐに届け出たという。
世知辛い世の中に残った人情に感動したイさんは、さらに3700万ウォンを加えた総額5000万ウォン(約500万円)を不幸な境遇にある人々のために使ってほしいと寄付することを決意。お金を拾ったパクさんも謝礼として受け取った200万ウォン(約20万円)を慈善団体に寄付したという。
これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。
「本当に素晴らしい!誰かさんとは大違い」
「感動的。この感動ウイルスが韓国社会に広まってくれたら…」
「自分だったらそんなことできないと思う。何だか恥ずかしくなってきた」
「韓国人の95%は善人なのに、5%の悪貨が良貨を駆逐している」
「この世に信じられるやつなんていない。金をなくした事業家にしろ、金を届けた青年にしろ、そんな人は指で数えられるほど」
「どのみち拾ったお金を届け出なかったら罪になるんだから、持ち主を探してささやかな謝礼金をもらった方が安全だし利益になる」
「どうかその寄付金を変なことに使わないで、不幸な境遇にある人々のために使ってください」
「寄付は直接不遇な人々に渡すべき。ただし、こんなふうに記事にはならないだろうけど」
「毎日大統領のニュースばかりで耐えられなかったけど、久しぶりの心温まるニュース。クネもスンシルも見習うべきだと思う」(翻訳・編集/松村)
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