人民網日本語版 2016年12月9日(金) 14時50分
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アジア系のニュージーランド男性が、パスポート申請の際にアップロードした写真が理由で、パスポートの発給を拒否された。審査用ソフトウェアが、彼の写真では「眼が開いていない」と認識したからだという。
アジア系のニュージーランド男性が、パスポート申請の際にアップロードした写真が理由で、パスポートの発給を拒否された。審査用ソフトウェアが、彼の写真では「眼が開いていない」と認識したからだという。海外メディアの報道を引用して参考消息が伝えた。
BBC中国版によると、リチャード・リーさんの眼ははっきりと開かれていたが、システムが提供した情報では、「アップロードされた写真では、眼が閉じられていて、条件を満たしていない」と示された。
リーさんはこれに納得できなかったが、人種差別を受けたとは思っていなかった。「今回の原因は機械にあり、私はさほど気にしていない」と述べた。
22歳になるリーさんはオーストラリア・メルボルンで工学を学んでいる。パスポート申請時に自分の写真をアップロードし、ニュージーランド国内局オンライン写真審査ソフトが写真を審査した。
写真が却下された後、彼は、「僕の目は確かに小さい。だが、顔認識システムは新技術とはいえ、精密であるとは言い難い」と話した。
台湾生まれのリーさんは、ニュージーランドで育った。新しいパスポートを申請し、ニュージーランドでクリスマス休暇を過ごした後、オーストラリアに戻るつもりだった。
リーさんは新たな写真をアップロードし、無事審査を通ることができ、新しいパスポートを手に入れた。
ニュージーランド国内局の広報担当者は、「オンライン写真審査では、却下率が2割に達している。撮影時に眼を閉じてしまうことが主な原因だ。ネット上で示される却下に関する説明は、統一的なものだ」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集KM)
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