<中国人観光客が見た日本>福岡でラーメンを食べまくった私、帰国後“ある悩み”に悶々

Record China    2016年11月30日(水) 16時20分

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24日、福岡県福岡市を訪れた中国人観光客が、現地でのラーメン体験を文章で紹介している。資料写真。

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2016年11月24日、福岡県福岡市を訪れた中国人観光客が、現地でのラーメン体験を文章で紹介している。

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沖縄から福岡空港までは「料金が手頃」と聞いたスカイマークで移動した。福岡空港は、街の中心に近い空港としては日本で一番かもしれない。空港で地下鉄に乗ってわずか2駅で中心部に到着できるなんて何とも便利だ。そして今回宿泊した「ドーミーイン」を皆さんにぜひ紹介したい。このホテルは祇園駅から徒歩2分という立地の良さで、1階にはコンビニエンスストアがある。さらに日中はロビーで無料のコーヒーを味わうことができるのだ。部屋は日本サイズでやや狭いが、細かい部分まで配慮が感じられる。何よりの驚きは、毎晩無料でラーメンが提供されることだ。

私たちはホテルにチェックインした後、付近を散策してみることにした。訪れたのは博多で最も古い歴史を持つと言われる上川端商店街。日曜日の午後であるにもかかわらず、多くの店が営業していなかったのが不思議だった。私たちは商店街を一通り歩き、「川端どさんこ」というラーメン店に入ることに。なぜなら、客が一番多かったのがこの店だからだ。

読み通り、「川端どさんこ」のチャーシューはおいしく、かむと口いっぱいにうま味が広がった。使われている麺は博多ラーメンで使う細麺ではなく、私が大好きな太麺。もやしも大好物の私にとって、もやしの入った太麺のラーメンを提供する「川端どさんこ」は福岡で最もおいしいお店だ。ここのチャーハンを食べる機会はなかったが、カウンターに座ってチャーハンが作られる様子を眺めるのは楽しい体験だった。そしてラーメンにチャーハンというセットをスリムな日本の女性たちが平らげるという光景。私の隣に座っていた美女が1人で完食した姿を見て、私はぼう然としたのだった。

別の日のこと。私たちは大宰府駅の近くにある「ラーメン暖暮」で昼ご飯を食べることにした。福岡に来る前に滞在した沖縄でとても有名な店だったからだ。沖縄で暖暮のラーメンを食べることができなかった私たちは、店の看板を見てすぐにこの店に決めた。券を買って席に着くと店員がわれわれに麺の硬さや味付けを確認。味は申し分なく、私たちは日本人のようにラーメン、チャーハン、ギョーザという炭水化物のオンパレードを体験してみた。そうそう、暖暮は2002年の九州ラーメン総選挙で1位に輝いたことだってあるのだ。

晩ご飯として私たちが選んだのは、博多にある有名ラーメン店「博多一双」。ラーメン600円、チャーシューメン750円という値段で、泡が浮かぶ超濃厚なスープにこれまでにない世界を見た気分だった。きっと、骨は溶けるほどにまで煮込まれているのだろう。あの一口目の衝撃がこの文章を書いている今でも忘れられない。本当に困ったものだ。店を再び訪れない限り、あそこまで濃厚なスープを口にすることはできないだろうから。(翻訳・編集/野谷

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