絶食57日間、中国の「奇人」が世界記録を樹立―天津市

Record China    2008年2月11日(月) 9時14分

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2008年2月10日、天津市の水上公園で60日間の絶食に挑んでいた李振家さんだがドクターストップがかかり、57日目でのリタイアとなった。しかし従来の世界記録を8日間更新する大記録を樹立した。写真は李振家。

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2008年2月10日、天津市の水上公園で60日間の絶食に挑んでいた李振家(リー・ジェンジア)さんだが、ドクターストップがかかり57日目でのリタイアとなった。しかし従来の世界記録を8日間更新する大記録を樹立した。毎日新報が伝えた。

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チャレンジを終えた李さんは体重が13kg減って41.5kgになったものの、自分でしっかり歩けるなどまだまだ余力を残した状態だった。しかし血液検査で数値が悪化し、目標まで3日を残しての無念のドクターストップとなった。かつて81日間の絶食に成功し、今回のチャレンジには絶対の自信を持っていた李さんだが、寒さや衆目にさらされたこと、旧正月前に水上公園内で夜間工事があり十分な休息が取れなかったことが失敗を招いたとコメントしている。

自ら“奇人”を名乗る李さんは昨年12月15日よりこの困難なチャレンジに挑んでいた。絶食記録ではマジシャンのデビッド・ブレインの44日間、東方超人の異名をとる陳健民(チェン・ジエンミン)の49日間という記録が有名だが、李さんの記録はこれを大きく更新した。今回の挑戦は不正が行えないように水上公園内のガラス張りの部屋で実施。水を飲むことは許されるが、栄養剤を混ぜるなどの不正を行えないよう公的機関の認証を受けたミネラルウォーターを使用した。監督を依頼された弁護士は一切の不正はなく真実のパフォーマンスだったとコメントしている。

李さんのパフォーマンスはボランティア目的と発表されており、期間中に集まった募金3万元(約45万円)は天津慈善協会に寄付される。また絶食期間中に制作した彫刻作品10点あまりも今後オークションに出され、慈善活動に寄付されるという。(翻訳・編集/KT)

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