新年のチベット襲う砂じん、進む沙漠化が原因―チベット自治区

Record China    2008年2月10日(日) 21時25分

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2008年2月9日、強風の影響によりチベット自治区全域を砂じんが覆った。ちょうど旧正月、チベット歴の新年に当たっているだけに、新年の挨拶にでかける人々に影響を与えている。写真は砂じんに覆われたラサ。

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2008年2月9日、強風の影響によりチベット自治区全域を砂じんが覆った。ちょうど旧正月、チベット歴の新年に当たっているだけに、新年の挨拶にでかける人々に影響を与えている。新華社が伝えた。

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砂じんは5日より観測され始め、8日には自治区全域を覆った。特に南部と北部では6級(39〜49km/h)の強風が観測されている。シガツェ地区では毎秒36mの最高風速を記録している。

チベット自治区では2月2日以来降水がなく、地表が乾燥したことが今回の砂じんにつながったと見られている。また近年来、チベット自治区では沙漠化・荒地化が進行しており、全区面積の18.1%にあたる21万6800平方kmが沙漠となっており、砂じん発生の長期的原因となっている。チベット自治区の沙漠・荒地面積は新疆ウイグル自治区、内モンゴル自治区に次ぐ第3位。(翻訳・編集/KT)

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