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「作家に酒をつぐのも仕事!」韓国出版界の性暴力の実態とは…?=韓国ネット「韓国に腐っていない場所はない?」「ノーベル賞を取れない理由」

Record China    2016年11月11日(金) 23時20分

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11日、韓国メディアによると、韓国文学界のセクハラ問題が表面化する中、出版業界で働く人の10人に7人が性暴力を受けた経験があることが分かった。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。資料写真。

2016年11月11日、韓国・ソウル新聞によると、韓国文学界のセクハラ問題が次々と表面化する中、韓国の出版業界で働く人の10人に7人が性暴力を受けた経験があることが分かった。

全国言論労働組合ソウル・京畿地域出版支部は10日、元・現出版業従事者257人を対象に業界の実態を調査した結果、「性暴力を経験した」と回答した人が68.4%に達したと明らかにした。その内容としては、53.7%が「性別を見下す発言や身体に関する評価、下ネタを聞いた」と回答。中には、事業主から「著者との飲み会では最後まで残り、酒をつぐことも君の業務だ」と言われた編集者や、著者から「君は男か?女か?男なら帰宅し、女なら帰るな」と言われたマーケティング担当者もいたという。

また、「身体的性暴力を受けた」との回答も32%に達した。「性的サービスの強要」も27.5%と少なくなかった。「視覚的性暴力を受けた」も10.2%を記録した。

加害者は「職場の上司」が56.6%で最も多く、「著者や翻訳者」(44.6%)、「事業主」(40.4%)が後に続いた。

性暴力の原因としては、回答者の88.4%が「加害者との不平等な関係」を挙げた。61.2%は「文学界と出版界の閉鎖性」と回答した。また、63.9%が「まともな事後措置が取られなかった」と述べた。これについて、全国言論労働組合ソウル・京畿地域出版支部のイ・マンジェ事務局長は「有名著者は業界の収入源という認識が不適切な行為を助長している」と指摘し、「職場内の性暴力を予防するための教育を強化し、性差別的な慣行を変えなければならない」と主張した。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「出版界だけじゃない。職場での立場を利用してセクハラ行為をする卑劣な人には厳しい処罰を与えてほしい」

「韓国に腐っていない場所はないの?」

「芸術家の“ふり”をする人たちは性的にも自由でなければならないと考え、それを人にも強要する…」

「韓国がノーベル文学賞を取れない理由の1つがこれ。汚れた精神できれいな作品を生み出せるという発想自体がおかしい」

「本が売れないと嘆く前に自分の生活を見直してほしい」

「韓国の飲酒文化を放っておいたら大変なことになる」

「これがまさに韓国文学のレベル。本当に恥ずかしい」(翻訳・編集/堂本

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