日本は正しい歴史観に基づいて自国民を教育せよ―中国外交部

Record China    2016年11月11日(金) 12時10分

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10日、中国外交部の陸慷報道官は定例記者会見で、日本に対して慰安婦問題を適切に処理するよう求めた。

2016年11月10日、国際在線によると、中国外交部の陸慷(ルー・カン)報道官は同日の定例記者会見で、日本に対して慰安婦問題を適切に処理するよう求めた。

先日、韓国、フィリピン、インドネシア、東ティモールの4カ国の慰安婦が来日し、日本の安倍晋三首相に対して公式な謝罪と賠償を求める手紙を外務省に渡した。手紙では、昨年末に日韓が慰安婦問題で合意に達したことについて、国によって対応に差があることに抗議し、日本政府に被害者の心の声に耳を傾けることや、学校や社会で歴史に関する教育活動を行うことを求めている。

こうした状況について、記者から中国の立場を問われた陸報道官は、「慰安婦の強制連行は日本軍国主義がアジアなどの被害国の人民に対して行った深刻な反人道的な犯罪行為であり、その影響は今日も完全に消えてはいない」とし、「一貫して主張してきたが、日本は侵略の歴史を正視・反省し、歴史の教訓をくみ取り、責任ある態度で問題を適切に処理することでアジアの隣国と国際社会の信用を得るべきだ。我々は日本が正しい歴史観に基づいて自国民、特に若い世代を教育し、彼らに全面的かつ客観的に彼の歴史を理解、認識させ、悲劇の再演を防ぐことを期待する」とした。(翻訳・編集/北田

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