Record China 2008年2月8日(金) 12時17分
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6日報道によると、キャデラックのイメージキャラクターを勤める劉翔は、アウディに乗ってスタジオ入りするという中国のテレビ局の計画を拒否したという。その真相は?写真はキャデラックに乗って練習会場を後にする劉翔。
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2008年2月6日、陸上110メートルハードルの世界記録保持者、黄金の昇り龍・劉翔(りゅうしょう)が北京オリンピックで金メダルを獲得したら、金メッキをしたアウディに乗ってメイン会場「鳥の巣」から中央電視台(CCTV)の収録スタジオへ駆けつける。同時にその様子をヘリコプターで追跡し生中継する――CCTVではこんな計画を準備していたという。しかし、キャデラックのイメージキャラクターを勤める劉翔は、同社との契約に基づいてCCTVのこの計画を拒否したと報道され、ネット上でも話題になっていた。その真相は?「現代快報」が伝えた。
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昨年11月、劉翔はキャデラックのイメージキャラクターとして契約しており、CCTVのこの計画を同社との契約内容を理由に謝絶したと報道され、ネット上でも取りざたされていた。
これに関しCCTVの有名なアナウンサーは「これはオリンピック関連番組の中の1つの企画に過ぎない」とCCTVとしての計画でないことを強調。
一方、劉翔のマネージメントを行っている田管センターは「劉翔サイドとしては、アウディに乗る件について、政府側からのいかなる通知も受けていない。ただし劉翔はオリンピック期間中も含めて、可能な限りイメージキャラクターを勤めているキャデラックに乗るだろう」と先の報道の一部を否定した。
また、キャデラックの関係者は「劉翔は上海や北京での練習や試合には、いつもキャデラックに乗って出掛けているし、オリンピック期間中は、キャデラックの最新モデルで劉翔を送迎する」と語っているという。
単に商業的な契約を守っているだけにもみえるが、中国では、関係者のこうした一連の発言が、「劉翔はすばらしいスポーツマンであるだけでなく、なんと義理堅いのだろう」という印象を人々に与え、人間的評価も「昇り龍」になっているという。(翻訳・編集/HA)
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