人食いワニ事件が結審、管理者に330万円の賠償命令―広西チワン族自治区

Record China    2008年2月6日(水) 14時5分

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2月、広西チワン族自治区北海市銀海区人民法院で昨年発生した人食いワニ事件の民事裁判が結審した。ワニの所有者・劉家振とワニ園の管理者・北海徳天漁家庄旅行レジャー有限公司に22万元(約330万円)の賠償が命じられた。写真は遺体捜索時のもの。

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2008年2月、広西チワン族自治区北海市銀海区人民法院で昨年発生した人食いワニ事件の民事裁判が結審した。ワニの所有者・劉家振(リウ・ジアジェン)とワニ園の管理者・北海徳天漁家庄旅行レジャー有限公司に22万元(約330万円)の賠償が命じられた。中国法院網が伝えた。

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昨年4月20日、小学2年生の劉(リウ)くんは閉鎖中のワニ園に入り込み、ワニに向かってパチンコを打ったり、木の枝でワニをつつくなどして遊んでいた。しかし突然ワニに食いつかれ池の中に引きずり込まれ、食べられてしまった。警察は池の水を抜き遺体の捜索を行ったが、完全に食べられており見つかっていない。

劉くんの両親はワニ園の管理が不適切だったとして告訴した。ワニ園には立ち入り禁止の警告文が設置されていたものの、入り口は施錠されておらず、池を囲む柵も高さ55cmと不十分な高さだったとして被告の責任を認めた。死亡賠償金、埋葬費、交通費、休業補償、訴訟費用の80%にあたる15万元(約225万円)の賠償を命じた。また遺体が見つからなかったことなどの精神的損害に対し更に7万元(約105万円)の賠償を命じている。(翻訳・編集/KT)

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