Record China 2016年10月23日(日) 10時10分
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22日、フィリピンのドゥテルテ大統領は、米国との関係について「断つつもりはない。しかし今後は言いなりにはならない」と強調した。
2016年10月22日、中新社によると、フィリピンのドゥテルテ大統領は同日、米国との関係について「断つつもりはない。しかし今後は言いなりにはならない」と強調した。
ドゥテルテ氏は21日深夜、4日間の日程で訪れていた中国から帰国。南部のダバオで記者会見した。北京で行った演説で、米国とは経済、軍事両面で「それぞれの道を歩む」と表明。内外の注目を集めていた。
同氏は会見で「(米国との)関係を断つのではない。外交関係の断絶につながるからだ。私はそれは不可能だ。理由はそうしないことで国益が最大になるからだ」と語った。さらに、米国との関係維持が国益につながる理由について、多くのフィリピン系移民が米国で暮らしており「彼らは断絶を受け止めがたいからだ」とも述べた。
また「それぞれの道を歩む」との表現については、今後は「米国の言いなりにはならないという意味だ」と説明した。(翻訳・編集/大宮)
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