＜続報＞＜中国製ギョーザ中毒＞検疫総局が調査開始、「日本で食品問題が多発」と報道―中国メディア

2008年1月30日、各メディアで報じられた冷凍ギョーザの食中毒事件。中国メディアは、事件の概要を伝えたうえで、今後の中国側の対応や日本での状況などを伝えている。

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環球時報では、国家品質検査検疫総局が30日付で「日本の関係部門と提携しながらただちに調査を行い、その結果を公表する」と日本側にメールで伝えたことが報じられたほか、現在、日本の各メディアがこぞってこの事件を報道し、該当製品を誤って食べないよう呼びかけていると報道した。

また、ロイター通信電子版（中国語）では、今回騒ぎとなったジェイティフーズのほかに、同じく日本たばこ産業(JT)の関連会社である加ト吉でも同一の製造元で製造した冷凍食品があり、予防措置として回収を取り決めたほか、味の素でも同一の製造元で生産した食肉を使用した冷凍チャーハンを回収措置に踏み切ったとしている。

この報道の中では、近年の日本で高まっている食品安全への懸念を伝えており、製造日や生産地の捏造が相次いでいることにも触れられている。(翻訳・編集/愛玉)