人民網日本語版 2016年10月10日(月) 7時40分
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2024年に国際宇宙ステーションが退役した後は中国が世界で唯一の宇宙ステーション保有国となる可能性がある。資料写真。
中国航天科技集団公司の雷凡培董事長は中国宇宙開発事業60周年を迎えるにあたり、中国は2018年前後に宇宙ステーションのテスト用のメインキャビンを打ち上げ、2022年前後には20トン級の宇宙ステーションユニットを打ち上げる計画であることを明らかにした。2024年に国際宇宙ステーションが退役した後は中国が世界で唯一の宇宙ステーション保有国となる可能性がある。新華社が伝えた。
雷凡培董事長によると中国の宇宙ステーション建設方案はすでに確定済みだということだ。宇宙ステーションはメインキャビン1つと実験キャビン2つから構成され、複数のインターフェースを備え、複数の宇宙船との同時連結を実現する。2018年前後には宇宙ステーションのテスト用メインキャビンを「長征5号」キャリアロケットで軌道上に運び、2022年前後には20トン級の宇宙ステーションユニットを研究開発して打ち上げる予定だという。
その後は、宇宙ステーションには毎年、有人宇宙ロケットやキャリアロケットが複数回ドッキングして補給を行い、400キロメートル前後の軌道上に設計寿命年数10年で運用される。その時点で、中国はロシアに続き、単独で独自の宇宙ステーションを建設した国家となり、宇宙飛行士は宇宙ステーションに1年以上の滞在が可能となる計画だ。(提供/人民網日本語版・編集TG)
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