博物館、愛国主義教育基地が入場料無料に!―中国

Record China    2008年1月28日(月) 13時25分

拡大

23日、「全国博物館、記念館の無料開放に関する通知」が公布された。今後、全国の文化文物部門管理の博物館、記念館、愛国主義教育モデル基地は原則無料開放とする方針が明らかにされた。写真は北京市の故宮博物院。

(1 / 6 枚)

2008年1月23日、中国共産党中央宣伝部、財政部、文化部、国家文物局は合同で「全国博物館、記念館の無料開放に関する通知」を公布した。今後、全国の文化文物部門管理の博物館、記念館、愛国主義教育モデル基地は原則無料開放とする方針が明らかにされた。新華社が伝えた。

その他の写真

無料開放は浙江省、福建省、湖北省、江西省、安徽省、甘粛省新疆ウイグル自治区の7省区の博物館でスタートする。今後他の省も追随し、また2009年からは愛国主義教育モデル基地も無料公開が実施される。ただし故宮博物院など古代建築や遺跡を展示する博物館では従来通りの入場料が必要となる。

中国では図書館やほとんどの公園など公共の文化施設は有料制となっている。限られた公共サービスを有効に活用するためにやむをえない側面もあるが、今後は市民のニーズを満たし文化面での公共サービスを充実させるため、さまざまなサービスに無料制度が導入されていくと見られている。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携