Record China 2008年1月25日(金) 9時35分
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24日、中国国家統計局は07年のGDP総額が24兆6619億元(約370兆円)と前年比11.4%伸びたと発表。同時にCPIは4.8%の上昇となった。写真は上海・浦東。
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2008年1月24日、中国国家統計局の謝伏瞻(シエ・フージャン)局長は07年の国民経済は安定しながらも急速に発展しており、おおむね良好な状態で推移しているとの見解を示した。「チャイナネット(中国網)」が伝えた。
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GDP(国内総生産)総額は24兆6619億元(約370兆円)で、前年比11.4%の伸び率を示した。そのうち農業生産は同0.7%、工業生産は18.5%上昇。固定資産投資額は同24.8%と好調な伸びを見せ、消費者小売総額も8兆9210億元(約133兆8000億円)で16.8%の増となった。また07年12月末における国民全体の貯蓄総額は17兆2534億元(約258兆8000億円)で、前年より1兆967億元(約16兆4500億円)増加した。
CPI(消費者物価指数)も同4.8%上昇。その上昇率は前年の3.3倍であった。食品価格は全体で12.3%の上昇で、なかでも精肉および肉製品の値上がりは31.7%、卵は21.8%と突出しており、米や小麦などの穀物も6.3%上昇した。過熱気味の景気抑制と物価の引き下げが、政府にとって今後の主要な課題である。(翻訳・編集/本郷智子)
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