島田荘司氏が中国ドラマの盗用指摘、実は“二重のパクリ”だった?「金田一」「コナン」も浮上―中国

Record China    2016年9月1日(木) 17時40分

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31日、ミステリー人気作家・島田荘司氏が中国ドラマ「少年包青天」の中に自身の作品からの盗用があると指摘。中国のネットユーザーは「少年包青天」が盗用を重ねた“二重のパクリ”の疑いがあると指摘している。資料写真。

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2016年8月31日、ミステリー人気作家・島田荘司氏が、中国ドラマ「少年包青天」の中に、自身の作品からの盗用があると指摘。中国のネットユーザーは、「少年包青天」が盗用を重ねた“二重のパクリ”の疑いがあると指摘している。新唐人電視台サイトが伝えた。

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ミステリー小説の巨匠として中国でも人気の高い島田荘司氏が、このほどツイッター上で、ドラマ「少年包青天」の中に自身の小説「占星術殺人事件」のアイデアが盗用されているようだと指摘した。なお、「少年包青天」は中国で00年に放送された人気時代劇ドラマだ。

「少年包青天」のパクリ疑惑については、ミステリーファンの間で早くから知られていた。さらに、かつて「少年包青天」が香港で放送された際、ネットユーザーから「金田一少年の事件簿」からの盗用ではないかとの声が上がっていた。

島田氏の指摘によって、中国のミステリーファンの間で新たに話題になっているのが、盗用作品の盗用、つまり“二重のパクリ”の疑いがあるというものだ。「金田一少年の事件簿」については過去に、「占星術殺人事件」からのパクリ疑惑が持ち上がっていたためだ。

今回のパクリ疑惑についてネットユーザーらは、「『少年包青天』が『金田一』からのパクリだとは知ってたけど、『金田一』までもがパクリだとは知らなかった」「『少年包青天』で一番好きな事件がパクリだったなんて…」と、悲しみの声を上げている。

なお、「少年包青天」については、これも中国で人気の高い「名探偵コナン」からのパクリ疑惑も持ち上がっている。(翻訳・編集/Mathilda

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