「帝国の慰安婦」初公判、著者が無実主張「日本を擁護したのではない」=韓国ネット「まるで日本の操り人形」「慰安婦問題を理性的に考えよう」

Record China    2016年8月30日(火) 22時20分

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30日、韓国メディアによると、著書「帝国の慰安婦」で元慰安婦の名誉を傷つけたとして起訴された韓国世宗大学の朴裕河教授に対する初公判がソウル東部地裁で開かれた。この報道に、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真は朴教授の著書。

2016年8月30日、韓国・ニューシスによると、著書「帝国の慰安婦」で元慰安婦の名誉を傷つけたとして起訴された韓国世宗大学の朴裕河(パク・ユハ)教授に対する初公判が同日、ソウル東部地裁で開かれた。

公判で検察は、「被告は慰安婦について『自発的な売春婦だった』『軍人と同志関係にあった』『日本軍による強制連行はなかった』などと虚偽の事実を記述し、慰安婦被害者の名誉を深く傷つけた」と主張した。

これに対し、朴教授の弁護人は「著書の内容が慰安婦被害者の名誉を傷つけた事実はなく、故意もない。名誉棄損(きそん)に該当するとしても、公共の利益のためのものなので違法性はない」と反論。朴教授も「私を攻撃する人は『日本を擁護している』と言っているが、そうではない。原告側と検察が意図的に私の著書を誤読している」と主張した。

この報道を見た韓国ネットユーザーは、「日本のスパイなの?」「韓国人女性として生まれたのなら、どんなことがあっても元慰安婦を守り、苦しみを共にするべき」「世宗大学はなぜ朴裕河という日本人教授を教授にした?」「朴教授が日本を擁護していることは明らか。まるで日本の操り人形」など、朴教授に批判的なコメントを多く寄せた。

一方で、「韓国国民は朴教授のように、慰安婦問題を理性的に考えるべき」「真実は常に受け入れがたいものだよ」「韓国には表現の自由がないの?」との意見もみられた。(翻訳・編集/堂本

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