広東省が経済力で台湾を上回る、省人民代表大会で明らかに―中国

2008年1月17日、中新社によれば、広東省第11回人民代表大会第1次会議が同日午前、広州市で開幕した。広東省長による『政府作業報告』で、広東省の経済力が大幅に成長し、GDP（域内総生産）が“アジア4竜”のシンガポール、香港に続き台湾をも上回り、一人当たりGDPは4000ドル（約44万円）を超えたことが明らかにされた。中国新聞網が伝えた。

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『政府作業報告』によれば、同省GDPは、2002年の約1兆3500億元（約20兆円）から07年は約3兆600億元（約46兆円）にまで増加し、5年間の年平均成長率は14．5％。07年は前年比で14．5％成長し、中国全土に占める割合は9分の1から8分の1に上昇した。

財政収入と経済の成長により同省の財政収入総額は2800億元（約4兆2000万円）から7750億元（約11兆7000億円）にまで増加している。住民消費価格の総水準は年平均2．3％上昇し、合理的な水準を保っている。消費と投資が組み合わさったことで、社会消費製品の小売り総額は1兆500億元（約15兆8000億円）以上に達し、年平均14．5％上昇した。社会固定資産投資は9500億元（約14兆円）以上となり、年平均19．3％上昇、投資増加幅が抑えられながらも経済全体の増加幅は全国平均水準を上回る状態が維持されているそうだ。（翻訳・編集/岡田）