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16日、チベット自治区ラサ市で同区第9期人民代表大会第1回会議が開催された。席上、青海チベット鉄道の延伸工事を年内にも着工することが明らかにされた。写真はチベット。
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2008年1月16日、チベット自治区ラサ市で同区第9期人民代表大会第1回会議が開催された。席上、青海チベット鉄道の延伸工事を年内にも着工することが明らかにされた。新華社が伝えた。
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シガツェまでの鉄道延伸工事は現在、建設プランと環境アセスメントを進めているところ。シガツェ地区では鉄道建設支援協調指導グループを結成、業務のためのオフィスも開設された。また鉄道沿線の土地徴用と補償、建築物の取り壊しもすでに開始されている。
2010年までの第11期5か年計画期間中に中央政府はチベット地区に778億元(約1兆1700億円)を投じ、交通インフラの整備、飲料水や電力の確保、農民居住区のインフラ整備を進めている。このうち100億元(約1500億円)は教育、社会保障、生態環境保護に使われるという。青海チベット鉄道の整備も含め、進行中の各種プロジェクトはチベット経済の発展を促進するものと期待されている。(翻訳・編集/KT)
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