＜入試改革＞大学の入試成績、非公開化がスタート―山東省

2008年1月17日、山東省では今後大学入試の成績を非公開とし、どの組織に対しても公開を許さず、成績を知ることが出来るのは受験生本人だけになるという。「大衆網」などが伝えた。

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山東省では大学入試制度の改革の一環として、大学合格者数などの調査や公開などを禁止することとあわせて、中学・高校の学校教育と大学受験とを分別し、学校側の進学に対するプレッシャーを軽減していくという。

この中で特に注目に値するのは、大学入試の成績などの情報を受験生個人のプライバシーと見なすことで、省教育庁などでは、受験生の成績などの情報を、本人と関係組織以外のいかなる個人や組織への提供も許さないとする方針。

省教育庁の関係者は「これにより高校の大学入試合格率の宣伝合戦などを根本的に解決できる」と語っているという。

なお、この件に関し「新浪網」がインターネット上でアンケートを実施しており、その内容と結果は次のとおり。（17日午後7時現在）

質問：

山東省で大学入試の成績を学生個人のプライバシーと見なすことについての意見は？

答え：

賛成…3138人（76．82％）

反対…752人（18．41％）

どちらともいえない…195人（4．77％）（翻訳・編集/HA）