Record China 2008年1月16日(水) 16時59分
拡大
15日、中国でメキシコとの国交35周年を記念して発行した封筒に、国名を間違えて印字するというとんでもない事件が発生。「中華人民共和国」が「中国人民共和国」になっていたという。おかげで?プレミアは46倍にもなったとか。写真は中国集郵総公司のブース。
(1 / 3 枚)
2008年1月15日、中国で切手や封筒の印刷・発行をする中国集郵総公司が、中国メキシコ国交35周年を記念して発行した封筒に、国名を間違えて印字するというとんでもない事件が発生した。「中華人民共和国」が「中国人民共和国」になっていたという。「華商晨報」が伝えた。
【その他の写真】
実はこの集郵総公司、この2か月で2度目のミスとなる。最初のミスは「鼠」(ねずみ)を「属」(共に発音同じ)と間違え、「かわいいミス」と人民から失笑を買う程度で済んでいた。ところが今回はなんと国名を間違えたというから笑い事では済まされない。
この「中国人民共和国」封筒、コレクターの間ではすでに46倍もの値が付けられている。わずか15元(約225円)の記念封筒が一時は700元(約1万500円)以上にまで高騰し、最近は300元(約4500円)ほどで取引されているという。30万部も出回った「ねずみ」封筒より、5万部しか出回っていない「国名」封筒の方がプレミアも高いという。
ところが、この2度にわたる印刷ミス事件は、実は「やらせ」ではないかとの疑惑が浮上している。関係者は「校正担当者のうっかりミス」を主張するが、たった2か月の間に2度のミスとは…。国家郵政局の関係者も「国名の間違いなんて、とんでもない」と憤慨するが、集郵総公司からは何の報告を受けていないという。(翻訳・編集/NN)
この記事のコメントを見る
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る