なぜ?大韓航空のチケットを買ったのに、乗ったらLCC機=韓国ネット「不買運動をしよう」「この国では大企業が詐欺を働くのは合法なのか?」

Record China    2016年8月4日(木) 7時20分

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2日、SBSテレビは、一般航空会社のチケットを購入したはずが、いざ搭乗してみたらLCC(格安航空会社)の機体だったという、消費者にとっては何とも納得のいかない事例が実際に起こっていると報じた。写真は大韓航空機。

2016年8月2日、韓国・SBSテレビは、一般航空会社のチケットを購入したはずが、いざ搭乗してみたらLCC(格安航空会社)の機体だったという、消費者にとっては何とも納得のいかない事例が実際に起こっていると報じた。

記者が試しにインターネットで9日夕刻のソウル・仁川−マレーシア・コタキナバル便を検索すると、大韓航空と韓国のLCCジンエアーの2つの選択肢が見つかった。往復航空運賃は大韓航空で56万4600ウォン(約5万1030円)、ジンエアーは42万2400ウォン(約3万8180円)で、LCCの方が14万ウォン(約1万3000円)ほど安い。しかし実はこの2つはまったく同一の共同運航便。双方の便の空席を減らすなどの目的で、大韓航空が傘下のLCCであるジンエアーと共同運航する例は少なくないのだ。

しかしこれでは、大韓航空の価格でチケットを買ったのにLCCの狭い座席に座り簡素なサービスしか受けられない乗客が少なからず出る。実際にこうした「被害」に遭ったという乗客は「大韓航空のマイルがたまる以外、メリットは一つもなかった」と憤る。

もちろん予約の段階で共同運航便であるとの表示はなされているのだが、韓国消費者連盟は「消費者が誤認しかねない表示もあり、これには改善の必要がある」と指摘した。

これについて、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

「多く払った人をカモ扱いするとは、ナッツ航空(大韓航空を指す)のやり方はひどい」

「これは明らかな詐欺。詐欺をマーケティング手法のように見せ掛けるのは駄目だ」

「この国は、大企業が犬や豚相手に詐欺を働くのは合法なのか?」

「常識的に考えて、マイルじゃなくて払い戻しで応じるべきだ」

「正当な料金を払って正当なサービスを望むのは当然のこと。本当におかしな国だ」

「共同運航があるのは分かるけど、ジンエアーと大韓航空は駄目でしょ」

「ジンエアーで予約したら大韓航空機に乗せてくれるんだろうね?趙顕娥(チョ・ヒョナ)姉さん(ナッツリターン事件を起こした大韓航空の元副社長)?」

「そろそろ国民の意識を変える時だ。不買運動をしよう。国民皆が3カ月間乗るのをやめれば航空会社も揺らぐはず。先進国の国民の不買運動を企業が恐れるのは、本当にそれでつぶれかねないからだよ」

「購入する時に、『この便はジンエアーの航空機で運航します』とはっきり書いてあるよ。みんな大韓航空のサイトで買ってないの?」

「大韓航空だけの話じゃない。アシアナとエアプサン(LCC)だってやってるよ」(翻訳・編集/吉金

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