国務院が会議と文書の簡素化に着手、発言は1人8分以内に!―中国

Record China    2008年1月11日(金) 17時10分

拡大

1月9日の報道によると、中国国務院が行政改革の一環として会議と文書の簡素化に着手する。会議の発言は1人8分以内とするほか、文書も文字数を定めるなど、具体的な数値制限を導入したのが特徴だ。写真は中南海。

(1 / 3 枚)

2008年1月9日、新京報の報道によると、中国国務院は行政改革の一環として、率先して会議と文書の簡素化に着手する。2007年の大晦日に決定したという。

その他の写真

まず文書については、わかりやすさを重視し、テーマを明確にして意味のない文章や直接関連性のない記述を減らすよう求めている。文書の分量についても、国務院の発行する一般的な文書では5000字以内に制限。国務院指導者が全国的な会議で行う演説の原稿も8000字以下とし、このほかの会議での原稿も5000字以内に収めるよう指導する。

会議については、まず回数が制限され、全国的な会議は年1回以内。特別な理由がない限り、2回以上の会議は開くことができなくなる。会議の規模も、とくに関連の深い部門との会議のみにし、参加者も260名以内に制限。だらだらと会議を続けないため、国務院の開く会議は通常1.5日以内、部門の開く会議は2日以内、テレビ電話会議は2時間以内、専門会議は半日以内に切り上げるよう求める。また、会議中の出席者の発言時間は8分以内、発言回数は5回以内とし、スピーディーな議事を目指す。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携