＜続報＞＜北京五輪＞おや…？オリンピック期間中の「プレイボーイ」発禁解除？組織委は否定―中国

2008年1月7日、オリンピック期間中、中国政府は外国人記者の自由な取材を許可され、「プレイボーイ」や英国紙「サン」などの発禁を解除されるというニュースがネット上で広まっているが、事実はどうもそうではないらしい。南方日報が報じた。

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外国人記者の自由な取材が守られることは間違いないが、販売が禁止されている刊行物については、オリンピック組織委員会の宣伝担当者によれば「組織委の職責範囲ではなく、外国の新聞や雑誌の国内販売に関しては何の権限も持っていない」という。外国の刊行物の販売を管理しているのは国家新聞出版総署だが、連絡がつかず、真偽のほどは確認できていないそうだ。

このニュースは、多くのサイトで“新華網”をニュースソースとして記載されていたが、新華網では関連ニュースのソースが“人民網”とされていた。そして人民網ではニュースソースは“新華社”…調査の結果、最初のニュースはドイツのラジオ局「ヴォイスオブドイツ」ウェブサイトのようだ。ヴォイスオブドイツは取材に対し「ニュースは捏造したわけではい」としているが作者は不明、ニュースの出所はオリンピック組織委関係者ではないそうだ。（翻訳・編集/岡田）