BRIDGE 2016年7月6日(水) 19時20分
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英国政府が今年1月から中国人観光客を対象とした「有効期限2年マルチビザ」の発給を開始したことを受け、中国で英国旅行の人気が高まっている。写真はロンドン。
英国政府が今年1月から中国人観光客を対象とした「有効期限2年マルチビザ」の発給を開始したことを受け、中国で英国旅行の人気が高まっている。
澎湃新聞が3日伝えたもので、中国の大手旅行予約サイト、携程網(Ctrip)によると、今年上半期の中国人観光客の欧州人気渡航先で、英国はイタリアに次ぐ2位となり、ドイツやロシア、フランスを上回った。同サイトでの団体ツアーや個人旅行の予約数は前年同期比で40%増えている。また、英国の欧州連合(EU)離脱によるポンド安を受け、携程が提供しているアプリでの英国旅行の検索数は200%増え、7〜8月の予約数も5〜6月比で150%増となっている。
人民網などによると、中国人観光客を対象とした訪英ビザは従来、有効期限30日の団体観光ビザと有効期限6カ月の個人観光ビザの2種類があった。新たなビザ発給により、訪英旅行のリピーターが増えることが期待されている。(提供/Bridge・編集/Akutagawa)
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