Record China 2008年1月4日(金) 13時42分
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2008年1月3日、国際卓球連盟(IITF)は最新の世界ランキングを発表、韓陽選手が日本代表として北京五輪出場を決めた。韓選手に限らず、元中国人選手が各国代表として活躍する状況が続いている。写真は韓選手。
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2008年1月3日、国際卓球連盟(IITF)は最新の世界ランキングを発表した。上位20位以内にランクインした男子の韓陽選手、女子の福原愛選手、平野早矢香選手が北京五輪出場を決めた。
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韓選手は元中国人で2006年に帰化した。かつては中国ナショナルチームにも所属していた名選手だ。日本に帰化した卓球代表選手といえば、女子の小山ちれ選手も有名。小山選手は1987年に中国代表として世界選手権に優勝したほどの名選手だ。
中国の卓球選手が各国に流出する背景には、卓球大国の激烈な国内競争がある。「世界で戦うより国内を勝ち抜くほうが難しい」とまで言われる高い競技レベルのため、世界大会で通用するレベルの選手でもなかなか国際試合に出場することが出来ないのだ。日本だけではなく、世界各国に元中国人選手が流出している。昨年12月にはITTFのセラ事務総長が中国人選手が各国代表に収まる現状を問題視、対応策の検討を示唆する発言を行っている。(翻訳・編集/KT)
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