暗い場所でスマホいじり、一時的な失明の恐れも?―英医学誌

人民網日本語版    2016年6月29日(水) 21時30分

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ベッドに寝転がってスマホを使う人は要注意だ。医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に掲載された最新の研究結果によると、暗い室内のベッドに寝転がりスマホを見ることで、一時的な失明に至る可能性がある。

ベッドに寝転がってスマホを使う人は要注意だ。医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に掲載された最新の研究結果によると、暗い室内のベッドに寝転がりスマホを見ることで、一時的な失明に至る可能性がある。科技日報が伝えた。

22歳と40歳の2人の女性は、過去数カ月で何度も一時的に失明したような状態に陥ったとして病院を訪れた。医師は、長期的に暗い場所で片目だけでスマホ画面を見つめ、もう一方の目は枕に押しつけられていたことが、彼女たちが失明した原因であることに気づいた。医師は、ベッドに寝転がってスマホを使うと視力を大きく損ね、その他の異常な症状を引き起こす可能性があると警鐘を鳴らした。暗い場所でスマホを見る必要があるならば、同時に両目を使うべきだというのだ。

ロンドンのある眼科医は、「片目だけでスマホを見ていると、画面を見ている方の目は光に慣れ、枕で隠れている方の目は暗闇に慣れなければならない。スマホを手放すと、画面を見ていた目は暗闇に慣れるまで数分かかり、一時的に見えないという症状が生じる。これは一時的なもので、実際に失明するわけではないが、両目で画面を見れば、このような状況は避けられる」と述べた。

一方、米眼科学会の医師は、「これは不可思議な仮説だ。しかし2人のケースだけでは、暗い場所でベッドに寝転がり、片目でスマホを見るだけで一時的な失明に至ることを証明できない」とし、他のスマホユーザーにもこのような症状が出るのかと疑問視した。(提供/人民網日本語版・編集YF)

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