炭坑でガス漏出事故、1人死亡18人行方不明―黒竜江省牡丹江市

Record China    2007年12月31日(月) 10時49分

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29日、黒竜江省の順発炭坑でガス漏出事故が発生した。坑内にいた作業員21人のうち1人が死亡、2人が負傷、残り18人が行方不明となっている。写真は穆稜市。

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2007年12月29日、黒竜江省牡丹江市穆稜市の順発炭坑でガス漏出事故が発生した。坑内にいた作業員21人のうち1人が死亡、2人が負傷、残り18人が行方不明となっている。中国新聞社が伝えた。

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同炭坑は私営企業で、安全証明書などはすでに期限切れ。更新手続き中だった。また年3万トンの生産能力を持つように設計されていたが、実際には年4万トンを生産していたという。坑内にはガス検出装置が設置されていたが、すでに動作しない状態となっていた。

黒竜江炭坑観察局は11月26日に同炭坑を査察、操業が続いていることを確認し、生産停止命令を出していた。しかし、同炭坑は命令を聞き入れず、今回の事故へとつながった。中国では相次ぐ炭鉱事故防止のため、基準に満たない違法炭坑の閉鎖を進めているが、閉鎖命令を聞き入れず違法操業を続ける炭坑が多いという。(翻訳・編集/KT)

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