人民網日本語版 2016年6月12日(日) 17時30分
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半年あまり前、ハンドルネーム「大象」氏は、酷い火傷を負った顔を人々の前に晒して、ネット番組のパーソナリティをすることに決めた。
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半年あまり前、ハンドルネーム「大象」氏は、酷い火傷を負った顔を人々の前に晒して、ネット番組のパーソナリティをすることに決めた。北京青年報が伝えた。
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仕事中の事故により、熱溶解した鉄が男性の全身を襲い、皮膚の97%以上に火傷の跡が残った。それから十数年後、インターネットの生放送番組がブームになると、彼も番組を制作を思い立った。男性は、妻と知り合った当時に使っていた幸運なハンドルネーム「大象」をそのまま使った。
深夜は、ネット番組のパーソナリティが最も忙しい時間帯だ。華麗なダンスを披露する人やご馳走を並べた宴会テーブルを映し出すパーソナリティもいるなか、「大象」氏は、恐怖の物語を語り始めた。冷やかす人もいたが、彼は気にしなかった。
現実世界の中で、彼の顔には多くの好奇の眼が集まってくる。画面では、彼の顔はムードを高めるための「要素」として用いられている。半年が過ぎ、「大象」氏は自分が正しい決断を下したと確信した。彼のライブ番組には、9万人以上が関心を抱いた。現実生活にも変化が生じることを期待すると同時に、彼はより多くの尊重と自信を得た。
今のところ、「大象」氏は大金持ちになるというような望みは抱いていないが、パーソナリティとしての収入は月5〜6000元(1元は約16.4円)と、少なくとも一家が暮らしていくには十分な額に達している。(提供/人民網日本語版・編集KM)
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