<続報><福田訪中>「双冷」から「双熱」への転換、首相訪問に期待高まる―中国

Record China    2007年12月28日(金) 8時25分

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27日午後、福田首相が北京入りし、訪中日程がスタート。中国メディアは今回の福田首相の訪問をトップニュースとして取り上げている。写真は福田首相が訪問予定の天津経済開発区。

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2007年12月27日午後、福田首相が北京入りし、訪中日程がスタートした。中国メディアは今回の福田首相の訪問をトップニュースとして取り上げている。各メディアとも歓迎ムードで、訪中に対する期待感が高まっている。

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中国新聞社によると、中国外交学院院長補佐、全国日本経済学界副会長の江瑞平(ジャン・ルイピン)氏は24日取材に対し、福田首相訪中が日中の経済関係強化につながるとの期待を示している。

江院長補佐は21世紀の日中関係が次のように推移していると指摘した。まず、2001年から03年は「政冷経熱」の段階で、政治問題は深刻化しつつも経済関係が順調に発展していた。続いて04年以後、「政経双冷」時代に突入、日中貿易の成長速度は明らかに鈍り、中国の対外貿易に占める日本の比重も低下、日本は11年間維持し続けてきた中国最大の貿易パートナーの地位から転落し、EUとアメリカの後塵を拝することとなった。

昨年の安倍首相に続き、福田首相が訪中することで、日中両国の「戦略的互恵関係」はさらに強化され、「政経双熱」とでもいうべき政治・経済の新たな発展期を迎えることが期待されるという。(翻訳/KT・編集/藤野)

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