殉職した中国人PKO隊員、最期の「微信」を公開、家族は何度も「無事か?」―中国メディア

人民網日本語版    2016年6月7日(火) 21時10分

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国連マリ多面的統合安定化ミッション基地が現地時間5月31日、テロリストによって襲撃され、中国人の国連PKO要員1人が犠牲となり、5人が負傷した。犠牲となった「平和の使者」申亮亮さんの身分はすでに公開されている。

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国連マリ多面的統合安定化ミッション基地が現地時間5月31日、テロリストによって襲撃され、中国人の国連PKO(平和維持活動)要員1人が犠牲となり、5人が負傷した。犠牲となった「平和の使者」申亮亮さんの身分はすでに公開されている。中国中央テレビが伝えた。

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享年29歳の申さんは、入隊11年目だった。昔からの同僚である王剛さんは、「彼は来年、兵役の満期を迎える。この1年は、軍に所属する最終年だった」と話した。

申さんが生前に微信(Wechat)のソーシャル機能「モーメンツ」に投稿した内容や家族とのやり取りについて某メディアが報じた内容は、人々の心を打った。

母親が心配しないように、申さんは他の家族に対して、自分がマリに駐在していることに触れないよう何度も念を押していた。事件発生後、家族は微信チャットを通じて「無事か?」と申さんに繰り返し尋ねたが、申さんからの返事はなかった。(提供/人民網日本語版・編集KM)

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