＜農村図書館＞全国に20万か所、一斉展開のプロジェクトが各地で始動―中国

2007年12月25日、安徽省淮北市の市立博物館で、「農村図書館(農家書屋)」プロジェクトの着工式が行われた。式には市委員会宣伝部、市文化局、市財政局、市科学技術局、市農業委員会などが参加し、建設予定の22か所の農村図書館へ、法律や農業施術および文学などの書籍合計1000冊を贈った。チャイナフォトプレスの報道。

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「農村図書館(農家書屋)」プロジェクトとは、共産党や国務院が制定する「公共文化サービス体制建設計画」のうちのひとつ。新華ネットによると、「第11回五か年計画」の一環として2006年から全国で展開しているプロジェクトで、全国の農村に20万か所の図書館建設を目指している。農民たちの書籍入手難、読書難解決を目指す。図書館は農民たちの自主管理で運営され、1か所につき1000冊の蔵書が設定されている。

この農村図書館は淮北市では2010年までに220か所、2015年までには379か所に建設予定で、全市への普及を掲げている。(翻訳・編集/愛玉)