「北京市建築物保護リスト」が公布、人民大会堂、798藝術区などがリストに―北京市

2007年12月19日、「北京市優秀近現代建築保護リスト（第一期）」が公布され、人民大会堂、798藝術区、民族飯店、清華大学、北京大学など計71か所、188棟の建築物が指定された。新華ネットが伝えた。

【その他の写真】

北京市計画委員会と北京市文物局は19日、共同で「北京市優秀近現代建築保護リスト（第一期）」を公布。リストには更に北京天文館、北京市百貨大楼、前門飯店、人民劇場など、北京市民なら誰でも知っている建物の名前が挙がっている。

年代別に見てみると、1840年から1949年に建てられた「近代建築」が2割、1950年から1976年に建てられた「現代建築」が8割を占め、1950年から1965年の建築物が6割と最も多かった。

指定された建築物は今後取り壊しが禁止となり、市の重要保護対象となる。公共の利益のためやむを得ない場合のみ、他の場所への移築が許されるという。（翻訳・編集/NN）