干ばつ被害、超深刻！約53万人が水飢饉に―広東省

2007年12月19日、広東省の干ばつ被害が深刻さを増しながら拡大し続けている。同省の三防総指揮本部（主に増水、干ばつ、風害の三つの被害に対する防止・対策本部）が18日まとめたデータによると、干ばつ被害はすでに同省の13都市に広がり、被害面積は約295万ムー（約1967平方キロメートル）に及んでいる。その中でも特に被害が深刻な地域は約68万ムー（約453平方キロメートル）、農作物が収穫できなくなった田畑は1万4000ムー（約9平方キロメートル）、一時的な飲料水不足に陥っている人数は53万3000人にも上っているという。「南方日報」が伝えた。

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同省によると、干ばつ被害拡大の最大の原因は、12月になってから省全域でほとんど雨が降っていないことで、河川は干上がり、貯水池の水量が激減しているという。

このため同省では、干ばつ被害の防止・対策に延べ157万5000人、総額9393万元（約15億円）を投入し、当面まず24万5000人の飲料水不足の問題を解決するとしている。（翻訳・編集/HA）