Record China 2007年12月15日(土) 15時46分
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12月14日、日本軍に徴用されたとされる中国人の元慰安婦の証言を録画録音し収集するプロジェクトが来年から始動することが明らかになった。写真は13日夜行なわれた南京大虐殺の追悼式。
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2007年12月14日、江蘇省南京市で「南京大虐殺史国際シンポジウム」が開催。席上、「中国慰安婦問題研究センター」主任で上海師範大学教授の蘇智良(スー・ジーリャン)氏は、生存している元慰安婦の証言を録画録音し収集する大規模なプロジェクトが来年から始動することを明らかにした。
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中国の歴史研究では、日中戦争時には20万人もの中国人女性が慰安婦として日本軍に強制的に徴用されたといい、軍の指示に基づく、組織的な婦女暴行もあったとされる。
蘇教授によると、1990年代初頭には元慰安婦の生存者は100人以上を数えたが、高齢のため次々と亡くなり、現在健在なのは46人。旧日本軍の歴史的罪状を証明するには、一刻も早く被害者である彼女たちの大規模な証言収集が必要との関係者らの思いが今回のプロジェクトに結びついた。単に録音録画を収集するばかりではなく、法的な公証も同時に行われる予定という。(翻訳・編集/KT)
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