Record China 2007年12月16日(日) 14時11分
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今後、屋外に設置したモニターなどを使って公共の場所で放送される番組の管理が強化されるという。来年の北京五輪を前に報道規制の一環か?
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2007年12月14日、国家広播電影電視総局(広電総局)はこのほど、屋外に設置したモニターを使った公共放送の内容に関し、具体的な制限を定めた「車載、屋外などの公共視聴コンテンツ管理に関する通知」を公布した。今後場合によっては屋外の公共放送はコマーシャル(CM)放送のみに限られ、ニュースなどその他一切の番組の放送が禁止されるという。「東方網」が伝えた。
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この「通知」によると、放送を許される番組は、コンテンツの伝送方法によって次の2種類に区分されている。
1.テレビ局のネットワークなど各種通信網を通じて車内、駅、商業施設など屋外の公共の場所に設置されたモニターで番組を放送する場合は、広電総局に報告の上認可を得ることを要する。認可を得ていない場合はCMの放送のみとし、ニュース、ドラマ、スポーツ、娯楽など一切の番組の放送を禁ずる。
2.ビデオ、DVDなどのコンテンツを担当者が交換する方式で番組を放送する場合はCMの放送のみとし、ニュースなどその他一切の番組の放送を禁ずる。
今回の管理強化措置について、ある関係者は「屋外で放送される番組は管理担当部門がバラバラで、また番組の入手ルートも色々あり、状況が複雑になっている。その結果、どの番組が広電総局の許可を得ているか管理できていないためだ」と説明している。(翻訳・編集/HA)
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