Record China 2007年12月11日(火) 9時1分
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10日、江蘇省南京市で12月2日に鳥インフルエンザと確認された死亡患者とその父親の2人が感染したウイルスは、人から人へ感染するための生物学的基礎を具備していないことが判明。写真はニワトリを市場へ運ぶ江蘇省の農民(07年4月撮影)。
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2007年12月10日、中国衛生部は定例記者会見の席上、今月初め江蘇省南京市で発生した鳥インフルエンザ患者から検出したウイルスは、人から人へ感染する生物学的基礎条件を具備していないと発表した。新華社が伝えた。
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衛生部スポークスマンの毛群安(マオ・チュンアン)氏は、今月3日と7日に相次いで同部が発表した鳥インフルエンザ感染者について説明。第1症例の男性患者はすでに死亡しているが、その父親である第2症例患者の症状は現在比較的安定しており、回復へ向かいつつあることを明らかにした。
第1症例患者の血液標本などを検査した結果、病原は家禽であることが再確認されたが変異などは見られないという。また、第1症例の濃厚接触者は69人で、そのうち55人がすでに医学的観察不要と診断された。第2症例の濃厚接触者は20人でそのうち6人が両方の患者と接触があるにもかかわらず、これまでに異常は見られない。現在、患者2人への感染経路を調査中であるとのこと。(翻訳・編集/本郷智子)
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