Record China 2007年12月10日(月) 20時45分
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10日、富裕層と低所得層の格差が広がる北京市で、妊婦さん専用の高級レストランがオープン。1日6食240元というお値段、平均的な新婚夫婦には少々高すぎるのでは…。写真は市内の病院で健康指導を受ける妊婦。
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2007年12月10日、北京市の「市場報」と「人民網」は同市内で最近オープンしたセレブなプレママ(妊婦)のための専用レストランを紹介。
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北京市婦産(産婦人科)医院婦幼保健院のすぐそばに開業した「恵愛妊婦栄養主題レストラン」は、その立地条件の良さから客足が絶えないという。店内は妊婦のために滑りにくい床や座りやすい椅子と随所に工夫が凝らしてあり、トイレなども広々とゆったりしており洋式など好きな便座が選べる。
肝心の食事は1日6食240元(約3840円)と決まっており、妊婦に必要な栄養豊富なメニューが用意されている。利用客の多くは値段が高いことを理由に「おいしいけど、頻繁には利用できない」と話す。1か月毎日このレストランで食事すれば7200元(約11万5200円)、北京市の新婚夫婦の平均月収約3000元の2倍以上の金額だ。
妊娠時の栄養摂取については多くの女性が不安を抱いているため、このような専門レストランの出現は良いことだが、現状では裕福な人間しか利用できないのが問題だと記事は結んでいる。(翻訳・編集/本郷智子)
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