農村を知らない若者たち、農村観光が新たなブームに―中国

発展を続ける中国の観光市場だが、万里の長城など国内の有名観光地・海外旅行のほかに、都市近郊農村での観光も新たなブームとして注目されている。

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中国国家観光局の報告書「2007年中国観光投資報告」は観光市場が順調な発展を続けていると発表、2015年時点で市場は30億人規模に発展し、総売上は2兆元（約28兆8800億円）に達すると予測している。

有名観光地・海外旅行と並んで、観光産業を牽引しているのが都市近郊の農村旅行だ。都市の発展が進み、一度も農村暮らしを味わったことがない若者が増えつつある中、「農家大院」と呼ばれる農家風のホテルに住み、農村の暮らしを追体験するのが売りだ。農村のきれいな空気、美しい環境も魅力で、農村の新産業としても期待されている。（翻訳・編集/KT）