射撃訓練の休憩中に被弾、クレー射撃チームの選手が死亡―上海市

Record China    2007年12月6日(木) 19時22分

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上海の射撃訓練所で20歳の若者が腹部に銃弾を受け死亡するという事件が起こった。若者はクレー射撃選手だった。資料写真。

12月3日午後、上海市射撃スポーツセンターで悲劇が起こった。クレー射撃を行っていたグループのある男性が休憩中、誤って腹部に銃弾が命中、病院に運ばれ治療を受けたが、20歳という若さで死亡するという痛ましい事件を、2007年12月05日、新聞晩報が報道した。

事件の発生は3日午後6時半頃、スポーツセンターで訓練中の上海クレー射撃チームの控え選手が被害に遭った。関係各方面からの情報によれば、トレーニングプランに沿い、上海クレー射撃チームの控え選手が空砲訓練を行っていた。6時半頃、休憩時間中に、ある選手が別の選手の持っていた銃弾を銃に込め、銃を使ってふざけていたところ、誤って弾が発射され陳選手の腹部に命中。出血が止まらず、その後、医師の手当もむなしく陳選手は失血死してしまった。他の選手達はあまりのことに呆然としたままだったそうだ。

事件現場は警察による管理下にあり、同センターはその後も部外者の立ち入りができない状態で、事件当事者であるクレー射撃控え選手チームの宿舎も外部との接触がシャットアウトされている。

治療に当たった救急病院の医師によれば、こうした銃創は治療が難しく、助からないことが多い。クレー射撃の銃には散弾が使われており、高温の弾で焼かれ、出血が多く、止血も難しいのだという。ある専門家によれば、外傷が小さく見えても、散弾が深部にまで散らばるため、実際の傷は深く広いため、助からない場合が多い。(翻訳・編集/岡田)

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