Record China 2016年4月21日(木) 17時40分
拡大
20日、仏RFIによると、国際環境保護団体「グリーンピース」はこのほど発表した中国の大気汚染状況に関するリポートで、北京、上海では明らかな改善が見られたと指摘した。写真はカシュガル。
(1 / 2 枚)
2016年4月20日、仏RFI(中国語電子版)によると、国際環境保護団体「グリーンピース」はこのほど発表した中国の大気汚染状況に関するリポートで、北京、上海では今年第1四半期に明らかな改善が見られたと指摘した。
【その他の写真】
同リポートは中国政府が発表した362都市のデータを分析したもので、第1四半期の北京のPM2.5の数値は1立方メートル当たり67.7マイクログラム、上海は60マイクログラムだった。世界保健機関(WHO)が基準とする10マイクログラムとは依然、大きな隔たりがあるが、北京は前年同期に比べ27%、上海は同12%減少している。
この一方で、華中、西部地区では汚染の悪化が進んでおり、同団体は要因の1つとしてこれらの地区での制限の緩さを指摘する。リポートで示された「大気汚染が深刻な都市」の大部分を華中、西部が占め、ワースト5はいずれも新疆ウイグル自治区の都市だった。汚染がもっともひどかったカシュガルのPM2.5の値は1立方メートル当たり276.1マイクログラムにまで達している。(翻訳・編集/野谷)
この記事のコメントを見る
Record China
2016/3/31
2016/3/30
2016/3/24
2016/3/17
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る