実物大「円明園」再建プロジェクトに11億元集まる、目標額は200億元!―浙江省東陽市

Record China    2007年12月6日(木) 10時25分

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12月4日、浙江省横店影視城実験区の一角に北京市の円明園を再建する計画があり、これまでに11億元が集まった。破壊される前の円明園を忠実に再現するために必要な資金の総額は200億元。写真は円明園。

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2007年12月4日、新華社は、浙江省横店影視城実験区の一角に北京の円明園を再建するプロジェクトに11億元(約176億円)の資金が集まったことを伝えた。

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円明園は1709年に清朝4代皇帝康熙帝が造った庭園。その後も歴代皇帝が手を加え続け、さまざまな建物が建てられた。四庫全書などの貴重な書物や文物も多数収蔵され、東洋一の博物館とたたえられたことも。1856年、北京に侵攻した英仏連合軍の兵士たちにより略奪にあい破壊され、現在は廃墟となっている。

プロジェクトの発起人で横店三農促進会名誉会長の徐文榮(シュー・ウエンロン)氏は、これまでに11億6000万元の建設資金が集まったと発表。しかし目標資金総額は200億元(約3200億円)であると述べ、今後も国内はもとより遠く海外まで募金を呼びかけていくと語った。徐氏の説明では資金200億元のうち土地や建物などの固定資産に70億元(約1120億円)、文物の回収と修復に130億元(約2080億円)が必要とのこと。2008年から建設に着手し、2013年には一般公開する予定。(翻訳・編集/本郷智子)

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