万里の長城には及ばないかな…?三峡ダムの耐用年数、なんと500年!―湖北省

Record China    2007年12月6日(木) 9時8分

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三峡ダムの耐用年数は500年だという。2009年完成予定の巨大プロジェクトは着々と前進を続けている。

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2007年12月5日、国務院三峡建設委員会ダム管理所の高級エンジニア・王殿常(ワン・ディエンチャアン)氏は「三峡ダムの耐用年数は、本来の計画では300年の予定だったが、建設時に使用したコンクリートのグレードを上げたことによって500年以上使用することが可能になった」と語った。「中国新聞網」が伝えた。

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王氏は「ダムの寿命はコンクリートが決定する」と語る。王氏によると、ダムを使用していく過程では局部的な修理や補強などの処理を行う必要があるが、これらはダムの耐用年数には影響せず、現在の三峡ダムの建設状況から判断して500年以上は使用できるという。

また、中国長江三峡工程開発総公司の副総エンジニア・張曙光(ヂャアン・シュウグアン)氏は「三峡ダム所在地の地質、施工状況ともに良好で、これらはダムの耐用年数を大きく延長させる。さらに、三峡ダムは花崗岩の地層の上に建設されており、非常に安定している。しかもダムの強度は非常に強く、1平方メートルあたり1000キロの圧力にも耐えられるように作られている。

また、三峡地区では過去に大きな地震が発生しておらず、最高でも震度6クラスだったと推測されている。三峡ダムは震度7クラスの地震にも耐えられるよう設計されており、地震によって問題が起こることはありえない」と語り、同ダムに対する自信を覗かせている。(翻訳・編集/HA)

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