国際送金額トップはインド!中国が2位、インターネットなどIT技術背景に急増―世銀

Record China    2007年12月5日(水) 13時23分

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12月3日、世界銀行は報告書「2007年国際送金トレンド」を発表。今年の世界の国際送金総額は3180億ドルに達する見通し。うち途上国向けは2400億ドル、中国への送金額は270億ドルとされる。写真は国際送金の広告。

2007年12月3日、世界銀行は報告書「2007年国際送金トレンド」を発表した。今年、世界の国際送金の総額は3180億ドル(約35兆円)に達する見通しだ。うち発展途上国向けの送金額は2400億ドル(約26兆4000億円)、中国への送金額は270億ドル(約3兆円)となっている。

世銀によると、近年、携帯電話・インターネットなどIT技術を利用した国際送金手段の発展により、世界の国際送金額は大きな伸びを見せているという。すでに発展途上国向けの国際送金額は開発援助の2倍以上、海外からの直接投資の6割程度の金額にまで達している。しかし、新たな送金手段の開発と送金額の増加はマネーロンダリングや違法金融の温床にもなりかねないと警告している。

国際送金受け入れ国トップ10は以下のとおり。(単位:人民元)

1位・インド、1998億元(約3兆円)

2位・中国、1902億元(約2兆8500億円)

3位・メキシコ、1850億元(約2兆7800億円)

4位・フィリピン、1260億元(約1兆8900億円)

5位・フランス、925億元(約1兆3900億円)

6位・スペイン、660億元(約9900億円)

7位・ベルギー、530億元(約8000億円)

8位・ドイツ、520億元(約7800億円)

8位・イギリス、520億元(約7800億円)

10位・ルーマニア、500億元(約7500億円)(翻訳・編集/KT)

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